スタートの号砲が鳴ってから皆さんは一斉に飛び出して行った。
同じチームで1区(10キロ)のたろさんも後ろの方だけど好調に走って行った。仲間のもう一つの第一走者(ホノルルさん)を見つけられなかった。
往復するので何回かコースを見ていた。最初はたろさんは余裕で戻って来た。続いてホノルルさんも戻って来た。
最後の通過の際に順位が逆に。さすがにホノルルマラソン大好きで何度もの完走者だけあって、試合巧者なのか、最後は綺麗に締めてきた。
たろさんは汗をだいぶ掻きながら遅れて戻って来た。東北出身者なので暑さに負けたのか?
各第二走者(2キロ)は引き継いで走っていた。10キロと同じ感覚でいたら、もう戻って来た。早い!
第三走者(3キロ)に引き継ぎ、第四走者(8キロ)に引き継ぐまで差はあまり無かった。
しかし、ここで差が出た。うち等は第二のエースの小島よしお似のTさんが走ってくれてたから。(大会後の反省会で愚痴を聞いた。「(水泳の)25mと50mのラップが変わらん。最初は飛び込みが有り、後半はバテテ落ちるのに変わない・・・」と先日の水泳大会の話。僕と違い長距離好きで、ペース配分が平坦で、落差が無い分安心してられる。)
この頃に僕は着替えていた。皆さんと違って走るのが嫌いだから、ランニングスタイルの用意が無いから、下はトライアスロン用のパンツに、上は去年のセンチュリーライドに行った時に記念に買った、「ハワイサイクリングリーグクラブ」のサイクルジャージ、キャップは3月のLDSSの会場で販売していた、「arena」のキャップ、グラスはスワンズのサイクル用。シューズは5年前に買った、アシックスのランニングシューズ(速さを求めるシューズではなく、これから始めて走ります人用。僕がランのある大会で用いているシューズ)
第五走者(3キロ)は今年から活発に大会(マスターズや、陸上イベント)等に参加しているKマネージャー。対するもう一つのチームは毎年この駅伝に参加なさっているけど、今年は泣きが入っているけど経験者。
しかし、誤算とは失礼かもしれないけど、差を広げて来てくれた。
第六走者(5キロ)は僕。もう一つのチームはY母さん。
競馬で言えば、走るのが大嫌いだけど若さの僕か、年上だけど走り慣れた(この大会やマラソン大会など参加なさっている)Y母さんか、勝つのはどっち?
正直に言えば日米親善トライアスロンで5キロを走っている経験があるから自信はあったけど、問題はこの次のアンカー勝負(8.195キロ)。
僕の後はトラ縞スズメ蜂さん、対するもう一つのチームは(仲間内の)最年少の鉄人と呼ばれたいコーチが控えていた。
参加はしてないけど、自転車で遊びに来ていたか”影の指導者”曰く、「トラ縞スズメ蜂は、早くないけど、持続力はある。コーチは若いから、かっ飛ばし、スタミナもあるから速いとみた」
これを踏まえてアドバンテージをどれくらい稼ぐかが問題。
Kマネージャーから襷を受け取り走りだした。前に速そうな女性がいたからペースメーカーにしたせいか?アンカー問題の事も考慮したせいか?ハイピッチになっていた。
2キロ手前でペースメーカーの女性に着いて行けなくなった。
しかし、歯を食い縛って黙々と走り、途中の給水所で水を飲み、走ってラスト数百メートルだけはいつものようにオールアウトで襷をトラ縞スズメ蜂さんに渡せた。
自分と同じ区間の人に抜かれたのは1人か2人くらい、珍しく結構の人数を抜いてきた。
数人に抜かれていったのはアンカー区間の人達。僕が六区を走っているにも関わらず、アンカー区間の人が走っている事は、経験者か、僕よりもハイペースで走れる人達。
伊達にアンカー区間の走者じゃないよ。と言わんばかりに抜いていかれた。
自分たちのテントに戻って、走り終えた人達は弁当を食べていたけど、驚きの表情でお出迎え。
照れながら僕は煙草に火を付けて一服。
ある程度の差をつけて、鉄人と呼ばれたいコーチが引き継いで通過していった。
冗談で言った「”天地人”の直江兼継もどきは魚沼市の観光PRを兼ねて幟を持ちながら走っているぞ!コーチはクラブの幟を持ちながら走れ!」と言ったら手持ちで勢いよく走って行った。予定だと襷を受け取って、うち等のテントの前で渡して、後は手ぶらで走るつもりがギャラリーが多く、声援に乗ってギャラリーが途切れるまで手持ちで走った。
皆さんはKマネージャーに「宣伝したんだから、ボーナスの査定をあげてあげな・・・」と言った。
しかし、心配をした”影の指導者”は自分の自転車に乗って追っかけに行った。
暫らくして、御大Mさんの携帯に連絡が入り、「バテテいます」とのこと。
「査定は0に戻して」と言う僕。
トラ縞スズメ蜂さんが戻ってきてゴール。幟を片手に持つ”影の指導者”の自転車のペースに合わせて、疲れきった鉄人と呼ばれたいコーチが戻って来てゴール。
ウチ等全員無事に完走をした。
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